デジタル・クライシス白書-2021年7月度―【第59回ウェビナーレポート】
容赦なく掘り起こされる過去の不適切な言動 桑江:2021年7月は、過去の不適切な発言の掘り起こしによるキャンセル・カルチャー(コールアウト・カルチャー)の炎上事例が続出しました。まずは、代表的な事例か...
- 2021.08.04 2023.06.21
容赦なく掘り起こされる過去の不適切な言動 桑江:2021年7月は、過去の不適切な発言の掘り起こしによるキャンセル・カルチャー(コールアウト・カルチャー)の炎上事例が続出しました。まずは、代表的な事例か...
「差別」と受け取られかねない発信内容は避ける 桑江:まずは、大阪の士業団体の炎上事例から紹介しましょう。頭髪の少なさを強調した宣伝用のチラシとポスターを製作したところ、会員から「身体的特徴を取り上げる...
「実年者(50~60代)は、今どきの若い者などということを絶対に言うな」 これは、旧日本海軍の連合艦隊司令官を務めた山本五十六が残した言葉です。 その理由について、山本は「われわれ実年者が若かったとき...
怒りや不満が拡散 「ネット世論」に要注意 まずは、東京都内の美容室に勤める美容師が女性客に対して「顔のランク」によって施術の内容が変わるというシステムを公表し、「失礼過ぎる」と炎上に至った事例です。 ...
公式アカウントからのDMに批判 桑江:まずは、映画雑誌に関する炎上事例です。一般女性が自身のTwitterアカウントに雑誌の感想を書き込んだところ、それを見た編集長が雑誌の公式Twitterアカウント...
自社の顧客を揶揄? 女性像イラストで炎上! 桑江:まずは、ジェンダーに関する二次元イラストの炎上事例を見ていきたいと思います。2018年に起きた事例ですが、飲料メーカーのA社がTwitterキャンペー...
サッカー界のスーパースターに降りかかった「バイトテロ」 桑江:まずは、いわゆる「バカッター」「バイトテロ」に近いところ。サッカーのアルゼンチン代表を務め、国民的英雄だった元選手の葬儀を任された会社のア...
コロナ、ジェンダー対応ミスで炎上が続出 桑江:新型コロナウイルスの集団感染が発生したJリーグクラブが運用する複数のSNSにマスクをしていない選手たちの集合写真と映像がアップされ、サッカーファンの批判を...
※この記事は雑誌『美楽』2020年12月号の掲載内容を一部修正の上、転載しております。 セレクトショップ大手A社が販売したTシャツのデザインをめぐり「女性蔑視」などという批判が集まりSNS上などで炎上...
「年間863件の苦情件数」と聞いて、「少ない」と思う人がどれくらいいるでしょうか。 実はこの数、東京都福祉保健局がまとめた「食品に対する異物混入の苦情処理件数」(2018年度)です。単純計算すると、東...
今ではよく使われている「セクシャル・ハラスメント」という言葉。いわゆる「セクハラ」が一般に知られるようになったのは1989年のことです。 平成最初の流行語大賞。「セクハラ」という言葉が新語部門・金賞部...
事件の始まりは、女子高生の何気ない冗談でした。 1973年12月8日、登校中の電車に乗っていた3人の女子高生。地元のT信用金庫に就職が内定した1人に、別の1人が「信用金庫は危ないよ」と忠告します。ただ...
論点が分散した「マスク拒否おじさん」 桑江:まずは直近1カ月にどのような炎上事例があったのか、SNSやデジタル・リスクの観点から見ていこうと思います。 前薗:航空機内でマスクを着用しなかったことで他の...
皆さんは「世界一短い手紙」をご存知でしょうか。 1862年に「レ・ミゼラブル」を出版したフランスの作家、ヴィクトル・ユーゴー。大作を書き上げた疲れを癒やしていた異国の地から、出版社宛てに1通の手紙を送...
たった1つの情報が、一夜にして世界を変えてしまうことがあります。例えそれが、誤って発信されたものだとしても。 1989年11月9日、東西ドイツ分断の象徴だった「ベルリンの壁」が崩壊しました。 押し寄せ...
「私作る人、僕食べる人」 1975年、こんな台詞が耳に残る大手食品メーカーのテレビCMが話題になりました。 テーブルに置かれたインスタントラーメンを笑顔で囲む若い男女と少女。女性と少女の「私作る人」と...
「コロナ」関連ツイートが週2,500万件 桑江:まずは2020年1~8月の新型コロナウイルスに関するSNSの動向を見てみましょう。「コロナ」というキーワードを含むTwitterの週投稿件数が最多だった...
19世紀に活動したイタリアの国民的作家、アレッサンドロ・マンゾーニ。代表作として知られるのが、日本でも出版された長編小説「いいなづけ」(1827年刊)です。 結婚を誓い合った若い2人は、理不尽な試練の...
2020年4月30日、米国Twitter社が発表した2020年1~3月期決算は、SNSの存在感の高まりを見せつける結果となりました。 新型コロナウイルスの感染拡大で広告収入が落ち込んだにも関わらず、売...
「だけど、なにも着てやしないじゃないの!」 デンマークの童話作家、アンデルセンの代表作として知られるのが「裸の王様」です。 見えるはずのない新しい衣装を身にまとって大通りをパレードしている王様を目にし...
ミクロ経済学で使われる言葉のひとつに、「シグナリング」があります。 一般社会では、あまり聞き慣れないかもしれません。 シグナリングとは、情報の非対称を解決するため、情報を多く持っている側が持っていない...
政府による緊急事態宣言から一週間弱。連日様々なニュースが日本中を駆け巡り、またこの事態においての企業側の対応についても様々な意見が寄せられる状況です。 そのような中で、弊社にも「企業としてどのように対...
企業経営には、さまざまなリスクが付き物です。 リスクの種類は多岐に渡りますが、企業価値そのものに深刻なダメージを及ぼしかねないものの1つがレピュテーションリスクです。 レピュテーションとは「評判」「風...
世の中には、特定の職業や社会のみで通用する特殊な言葉があります。 俗に言う「隠語」で、部外者に秘密が漏れないようにしたり、仲間意識を高めたりする目的で使われています。 例えば、百貨店業界などに存在する...
インターネット上のソーシャルメディア普及に伴い、マスメディア離れが進んでいると言われる昨今。 総務省の2019年版情報通信白書を見ても、若年層を中心にテレビの視聴時間は減り、インターネットの利用時間が...
「土用の丑の日」と聞いて、何を連想しますか? やはり、「鰻(うなぎ)」を思い浮かべる人が多いことでしょう。 しかし、なぜ土用の丑の日に鰻を食べるのか、その理由までご存知の方は案外少ないかもしれません。...
イタリアのセリエAにスペインのリーガ・エスパニョーラ、ドイツのブンデスリーガ、イングランドのプレミアムリーグ―。 言わずと知れた、欧州プロサッカーの4大リーグです。 世界の一流選手が躍動する華やかな舞...
近年、飲食店の厨房レイアウトで流行している、オープンキッチン。 従来は店舗の奥などに配置されることが多かった厨房を、あえてガラス張りなどにして見せることで、包丁さばきや盛り付けといった調理の過程を「パ...
デビッド・マニングという名前を聞いてピンときた人は、かなりの映画通かもしれません。 米コネティカット州の週刊誌の映画記者という肩書を持ち、2000年7月頃から、米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント...
男子高校サッカーの頂点を決する全国高校サッカー選手権大会。 「冬の国立」「冬の高校サッカー」などの通称でも知られ、出場権を争う都道府県予選はテレビや新聞などでも取り上げられます。 優れたプレーで勝ち上...