炎上時の謝罪が株価下落を招く?東大論文から考える危機管理対応のあり方とは
炎上事例154件の対象企業を分析 インターネットやSNSによる情報の拡散は、企業にとってポジティブな情報だけではなく、不祥事や商品・サービスの問題といったネガティブな情報も含まれます。ネガティブな情報...
- 2024.11.15
炎上事例154件の対象企業を分析 インターネットやSNSによる情報の拡散は、企業にとってポジティブな情報だけではなく、不祥事や商品・サービスの問題といったネガティブな情報も含まれます。ネガティブな情報...
インターネットやSNSの普及により、企業のデジタルリスクは増しています。リスクが現実のものとなれば、社会的信用の失墜やビジネス機会の喪失だけでなく、企業の存続が危ぶまれる事態にもなりかねません。今回の...
はじめに SNSなどに不適切な文言や動画・画像を投稿したことが原因で、その後の人生にも悪影響を及ぼしてしまう「デジタルタトゥー」の被害に遭う人が後を絶ちません。就職や転職、結婚などのライフイベントを安...
はじめに ここ数年、テレビの情報番組などでもよく見かけるようになったのが、「炎上」という言葉です。「炎上」には、SNS上などでの非常識な言動が物議を醸し、大きな騒動に発展するというイメージを持っている...
行動制限のない年末年始の“炎上”が続発 桑江:直近1カ月間の炎上事例について、まずは「クリスマス・正月」関連から紹介しましょう。 12月24日に大手ピザチェーンA社の複数店舗で受け渡しの大幅な遅延が発...
2022年度下期の炎上件数は過去最多 桑江:2022年1〜11月の炎上発生件数は月平均126.5件で、11月は過去3番目に多い206件に達しました。2022年上半期は100件を切っていたのですが、6月...
「攻め」のマーケティングツールとして有効なSNSですが、「守り」を固めていないと思わぬ炎上に発展するリスクにさらされることがあります。それはサッカーやバスケットボールなどのスポーツ同様、ビジネスもしか...
世の中のコンプライアンスやモラルは日々変化しており、SNSも例外ではありません。時代の流れを的確に把握したクリエイティブを発信し、万一の炎上時もダメージを最小限に抑えるためにはどうするべきなのでしょう...
暴露系インフルエンサーが老舗社長の恫喝動画を拡散 桑江:「経営者の不祥事」による炎上事案です。和菓子を製造・販売する老舗会社の社長A氏が起こしたとみられる交通事故の動画が9月26日にSNS上で拡散され...
2022年は、企業のSNS人事アカウントの発信が炎上する事例が相次いでいます。ただでさえ「上から目線」と捉えられがちな人事アカウントの不適切投稿に対する世の中の視線は厳しく、企業全体にダメージが及ばな...
※この記事は雑誌『美楽』2022年9月号の掲載内容を転載しております。 2022年5月、6月に有名企業で類似する炎上事案が2件立て続けに発生しました。しかし、炎上後の両社の対応には大きな違いがありまし...
SNSが普及した現在、企業の顧客対応の失態は瞬時に拡散され、一般の消費者も含めた批判を招いてしまいます。キャンペーンなどを企画する際はそのようなリスクの種を排除し、問い合わせなどへの初期対応の適切さも...
従業員の不適切投稿は企業を窮地に追い込む 桑江:なぜ、社内研修が必要なのか。まずはソーシャルメディアの普及に伴い、従業員の不適切投稿で企業が深刻な損害を受ける事例が後を絶たないことが挙げられます。 例...
飲食店などが恐れる過失の1つが「異物の混入」です。SNSが普及した今、その場しのぎの対応でトラブルをもみ消すことはできません。企業活動に不可欠なデジタル・クライシス対策の観点から、炎上被害の拡大を防ぐ...
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、賛否両論がありながらも開催にこぎつけた東京オリンピック・東京パラリンピック。約1年の延期に加えて無観客という異例ずくめの状況だったにも関わらず、各国の選手た...
謝罪の設計図づくりに欠かせない「事実」の把握 桑江:まずは、ご自身の考える「謝罪力」についてお伺いします。インタビュー記事の中で「一番大事なのは真実を知ること」とおっしゃっていますが、具体的にどういう...
東京五輪関連の炎上事例が続発 桑江:7月下旬から8月にかけても、さまざまな炎上事例が発生しましたが、やはり東京五輪関連が多かったですね。五輪開会式を中継した韓国のテレビ局はウクライナ、ハイチの選手団を...
容赦なく掘り起こされる過去の不適切な言動 桑江:2021年7月は、過去の不適切な発言の掘り起こしによるキャンセル・カルチャー(コールアウト・カルチャー)の炎上事例が続出しました。まずは、代表的な事例か...
ネット社会で高まる「内部告発リスク」 桑江:今やさまざまな企業スキャンダルが週刊誌で報じられる時代になり、企業広報も週刊誌の記者と対峙する機会が増えています。つまり、週刊誌の記者から連絡が入るというこ...
※この記事は雑誌『美楽』2021年3月号の掲載内容を転載しております。 東洋水産のインスタントラーメン「マルちゃん正麺」の公式ツイッターアカウントが実施した、漫画を使ったプロモーションが議論を巻き起こ...
※この記事は雑誌『美楽』2020年8月号の掲載内容を一部修正の上、転載しております。 2020年1月8日、携帯ショップの店長から「クソ野郎」と書かれたメモを渡された、という信じがたいツイートが投稿され...
世の中には、特定の職業や社会のみで通用する特殊な言葉があります。 俗に言う「隠語」で、部外者に秘密が漏れないようにしたり、仲間意識を高めたりする目的で使われています。 例えば、百貨店業界などに存在する...
近年、飲食店の厨房レイアウトで流行している、オープンキッチン。 従来は店舗の奥などに配置されることが多かった厨房を、あえてガラス張りなどにして見せることで、包丁さばきや盛り付けといった調理の過程を「パ...
※この記事は雑誌『美楽』2019年6月号の掲載内容を一部修正の上、転載しております。 6月9日、マンションの貯水槽で泳ぐ男の動画がTwitter(ツイッター)で公開され、迷惑行為だと批判が集まりました...