東京オリンピック開閉会式の小山田圭吾氏の辞任劇から学ぶ炎上リスク対策
※この記事は雑誌『美楽』2021年10月号の掲載内容を転載しております。 東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式おいて、楽曲制作担当に就任していたミュージシャンの小山田圭吾氏が、過去のいじめを問題...
- 2021.10.01 2023.06.16
※この記事は雑誌『美楽』2021年10月号の掲載内容を転載しております。 東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式おいて、楽曲制作担当に就任していたミュージシャンの小山田圭吾氏が、過去のいじめを問題...
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、賛否両論がありながらも開催にこぎつけた東京オリンピック・東京パラリンピック。約1年の延期に加えて無観客という異例ずくめの状況だったにも関わらず、各国の選手た...
東京五輪関連の炎上事例が続発 桑江:7月下旬から8月にかけても、さまざまな炎上事例が発生しましたが、やはり東京五輪関連が多かったですね。五輪開会式を中継した韓国のテレビ局はウクライナ、ハイチの選手団を...
※この記事は雑誌『美楽』2021年9月号の掲載内容を一部修正の上、転載しております。 2020年7月、健康食品の通信販売業A社のウェブ広告が「薬機法違反」として摘発されました。問題となった広告は、サプ...
もしも、日本国内における「デジタル・クライシス史」なるものが存在するなら、2021年6月の事象はその中の1ページに刻まれても不思議ではないかもしれません。 2021年6月に3件続発 コンビニ、飲食店で...
アスリートはメンタルも強くあるべき? 桑江:スポーツ界では2020年5月、女子プロレスラーのA選手が、自身が出演していた番組での行動をめぐりインターネット上で激しい誹謗中傷を受けて自殺し、日本でも法改...
父親は家事・育児を「手伝う」べきなのか? 桑江:今回は、ご自身の著書「炎上CMでよみとくジェンダー論」(光文社新書)を基に、実際のCMの場面も比較しながらジェンダー炎上についてのお話を伺います。 瀬地...
容赦なく掘り起こされる過去の不適切な言動 桑江:2021年7月は、過去の不適切な発言の掘り起こしによるキャンセル・カルチャー(コールアウト・カルチャー)の炎上事例が続出しました。まずは、代表的な事例か...
※この記事は雑誌『美楽』2021年7月号の掲載内容を一部修正の上、転載しております。 021年4月、大分県の焼肉店Aにて大学生のアルバイトが厨房内で不衛生な行為をしたとして、ネット上では「バイトテロ」...
「この化粧品を使って満足」…レビューした女性は実在しない? 桑江:大手製薬会社の化粧品ブランドを巡って不適切な広告が出稿されていたことが分かり、プロモーションを担当している子会社が謝罪しました。 広告...
「差別」と受け取られかねない発信内容は避ける 桑江:まずは、大阪の士業団体の炎上事例から紹介しましょう。頭髪の少なさを強調した宣伝用のチラシとポスターを製作したところ、会員から「身体的特徴を取り上げる...
※この記事は雑誌『美楽』2021年6月号の掲載内容を転載しております。 2月3日、日本オリンピック委員会評議会での、森元会長の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。」といった発言に対して批判...
「実年者(50~60代)は、今どきの若い者などということを絶対に言うな」 これは、旧日本海軍の連合艦隊司令官を務めた山本五十六が残した言葉です。 その理由について、山本は「われわれ実年者が若かったとき...
※この記事は雑誌『美楽』2021年5月号の掲載内容を一部修正の上、転載しております。 化粧品メーカーのA社は、自社の従業員が身分を隠して自社及びグループ企業B社の製品を宣伝していたとして謝罪を行いまし...
第一次世界大戦の火ぶたが切られた1914年。ドイツに宣戦布告したばかりのイギリスで、「白い羽根の会」という名の女性組織が誕生しました。 どことなく優雅で穏やかなイメージも抱かせるネーミングですが、一体...
怒りや不満が拡散 「ネット世論」に要注意 まずは、東京都内の美容室に勤める美容師が女性客に対して「顔のランク」によって施術の内容が変わるというシステムを公表し、「失礼過ぎる」と炎上に至った事例です。 ...
新型コロナウイルスの影響による経済活動の低迷を受け、国内では幅広い業種に及ぶ企業が深刻なダメージを負っています。 こうした中、コロナ禍をものともせず、2020年からの5年間で2倍超に拡大すると予想され...
公式アカウントからのDMに批判 桑江:まずは、映画雑誌に関する炎上事例です。一般女性が自身のTwitterアカウントに雑誌の感想を書き込んだところ、それを見た編集長が雑誌の公式Twitterアカウント...
※この記事は雑誌『美楽』2021年3月号の掲載内容を転載しております。 東洋水産のインスタントラーメン「マルちゃん正麺」の公式ツイッターアカウントが実施した、漫画を使ったプロモーションが議論を巻き起こ...
2014年8月に公開された映画「STAND BY ME ドラえもん」。80億円を超える国内興行収入を記録した本作は、歴代のドラえもん映画史上で最大のヒット作となりました。 2020年11月、その続編と...
自社の顧客を揶揄? 女性像イラストで炎上! 桑江:まずは、ジェンダーに関する二次元イラストの炎上事例を見ていきたいと思います。2018年に起きた事例ですが、飲料メーカーのA社がTwitterキャンペー...
※この記事は雑誌『美楽』2021年2月号の掲載内容を一部修正の上、転載しております。 2020年10月、おもちゃメーカーA社の公式ツイッターアカウントが不適切な表現をしたとして炎上しました。公式アカウ...
炎上は想定内の「研究開発」 桑江:オンラインサロン「田端大学」の塾生が2020年8月、自身が泊まった旅館の夕食の量の多さに「廃棄前提」とツイートし、「廃棄前提」「田端大学」がトレンド入りしました。この...
米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏と、米アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏。日本でも有名なこの2人は、世界に名だたるグローバル企業を築き上げました。 どちらも青年期に起業し、IT分野で...
サッカー界のスーパースターに降りかかった「バイトテロ」 桑江:まずは、いわゆる「バカッター」「バイトテロ」に近いところ。サッカーのアルゼンチン代表を務め、国民的英雄だった元選手の葬儀を任された会社のア...
1992年、あるユニークな書籍が日本中の話題を集めました。国民的人気を誇るアニメーション作品を題材にしたこの本。続編や類似本も数多く生み出し、その後に巻き起こった、いわゆる「謎本ブーム」の火付け役にも...
「企業SNSアカウントの運用体制は多くの企業が内製化しているが、リソース不足に悩んでいる」 2020年3月、ソーシャルメディアサービス事業などを手掛けるガイアックスがSNS運用に取り組む企業担当者15...
コロナ、ジェンダー対応ミスで炎上が続出 桑江:新型コロナウイルスの集団感染が発生したJリーグクラブが運用する複数のSNSにマスクをしていない選手たちの集合写真と映像がアップされ、サッカーファンの批判を...
※この記事は雑誌『美楽』2020年12月号の掲載内容を一部修正の上、転載しております。 セレクトショップ大手A社が販売したTシャツのデザインをめぐり「女性蔑視」などという批判が集まりSNS上などで炎上...
「年間863件の苦情件数」と聞いて、「少ない」と思う人がどれくらいいるでしょうか。 実はこの数、東京都福祉保健局がまとめた「食品に対する異物混入の苦情処理件数」(2018年度)です。単純計算すると、東...