「ナメクジ騒動」が浮き彫りにしたSNSの「内部告発」リスク
SNSが普及した今、企業の不祥事などが不特定多数のネットユーザーに暴露されて炎上し、経済的な損失を招くリスクが高まっています。飲食店で起きた「ナメクジ騒動」の顛末から、突発的な有事に備える危機管理の在...
- 2022.08.31 2023.06.21
SNSが普及した今、企業の不祥事などが不特定多数のネットユーザーに暴露されて炎上し、経済的な損失を招くリスクが高まっています。飲食店で起きた「ナメクジ騒動」の顛末から、突発的な有事に備える危機管理の在...
元首相死去を受け、広告などが「不謹慎狩り」の標的に 桑江:直近1カ月間は、世の中を揺るがす事件が続発しました。 それらを踏まえ、SNS上でどんな動きがあったのか、どんなことに留意しなければならないのか...
※この記事は雑誌『美楽』2022年8月号の掲載内容を転載しております。 2022年4月、全国展開する牛丼チェーンA社の常務取締役企画本部長B氏(当時)が早稲田大学の社会人向け講座において不適切発言をし...
※この記事は雑誌『美楽』2022年7月号の掲載内容を転載しております。 2022年3月、全国展開する牛丼チェーンA社が実施した、人気漫画「魁!!男塾」とのコラボキャンペーンが炎上する事態が発生しました...
公道やキャンプ場の迷惑・違法行為、SNSで続々と告発 桑江:中古車販売A社の展示車両とみられる車両が、前後のナンバープレートを装着せずに公道を走っていたという複数の目撃情報がツイートされ、物議を醸しま...
SNSが普及する以前、クローズドな場所での「不適切な言動」が世の中に晒されるケースはまれでした。しかし今、それらを隠し通すことはほぼ不可能な上、ひとたび非難を浴びれば過去の失言などが蒸し返されてしまう...
※この記事は雑誌『美楽』2022年6月号の掲載内容を転載しております。 2022年に入り、企業の採用担当者のSNSの炎上が相次いでいます。「炎上」という言葉が世間に定着している昨今、なぜ企業の顔である...
新商品をリークするTwitterアカウントが出現 桑江:まずは「迷惑行為」による炎上事例です。 ファストフード大手のA社が4月21日に発表した「ご当地コラボスイーツ」など新商品の情報を事前にリークして...
SNSが普及した現在、企業の顧客対応の失態は瞬時に拡散され、一般の消費者も含めた批判を招いてしまいます。キャンペーンなどを企画する際はそのようなリスクの種を排除し、問い合わせなどへの初期対応の適切さも...
賛否両論が衝突しやすいジェンダーの話題 桑江:まずは、「新聞広告の炎上事例」についてお話ししましょう。 4月4日、豊満な体形の女性キャラクターが登場する青年漫画の単行本発売を知らせる経済紙の全面広告(...
急進的なジェンダー平等論に批判も 桑江:まずは、今回の主要テーマである「ジェンダー関連」の炎上事例についてお話しします。 4月4日、胸の大きな女性キャラクターが登場する漫画の単行本発売を告知した新聞の...
企業の人事担当者がSNS上で居丈高な発言をし、批判される事例が相次いでいます。コロナ禍が長期化する中、就職・転職市場が「買い手市場」に変貌したことなどが背景にあるとみられますが、他者からのマウンティン...
※この記事は雑誌『美楽』2022年4月号の掲載内容を転載しております。 2022年元旦に放送されたとあるTBS系バラエティ番組に出演したイタリアンシェフのA氏が世間から批判を浴び、炎上する事態となりま...
「参考になる」と感じた口コミが「やらせ」「サクラ」だったとしたら、消費者はどう感じるでしょうか?誰もが答えを想像できるはずなのに、指摘を受ける企業が後を絶たないのがステルスマーケティングです。背景にあ...
「差別」をめぐる炎上が続発 桑江:スマホ向けゲームAの公式Twitterが、シリーズのアニメの作中で「不適切な表現」があったと謝罪し、動画の公開を停止しました。 問題の放送回をめぐっては、海外の視聴者...
企業批判に発展する人事アカウントの炎上 桑江:2022年に入ってから、企業の人事部門のアカウントに対する批判が結構出てきています。 名刺管理サービスを提供するA社の人事担当者を名乗る人物がTwitte...
※この記事は雑誌『美楽』2022年3月号の掲載内容を転載しております。 2021年11月、大手居酒屋チェーンAの料理に大量の虫が混入していたとして、炎上する事態が発生しました。炎上のきっかけは、店舗を...
インターネット上での誹謗中傷に悩まされていたとされる女子プロレスラーが自殺した痛ましい事件から、もうすぐ2年。しかし、誹謗中傷はなくなるどころか、過激さを増しているようにも見えます。そもそもの炎上事案...
失言、誤爆、ルール無視? SNSの不適切投稿に批判 桑江:大阪市内の精神科クリニックで2021年12月に発生した放火事件に絡み、AV監督のA氏が精神科に通う患者を揶揄するツイートを投稿、ファンの間から...
※この記事は雑誌『美楽』2022年2月号の掲載内容を転載しております。 2021年10月、西麻布にある高級焼肉店Aの従業員が不適切な動画を投稿し、炎上する事態となりました。インスタグラムのストーリーズ...
飲食店などが恐れる過失の1つが「異物の混入」です。SNSが普及した今、その場しのぎの対応でトラブルをもみ消すことはできません。企業活動に不可欠なデジタル・クライシス対策の観点から、炎上被害の拡大を防ぐ...
※この記事は雑誌『美楽』2022年1月号の掲載内容を転載しております。 JR品川駅構内のディスプレイ広告が批判を浴び、炎上する事態となりました。長さ約250メートルある、コンコースに44枚設置された大...
またしても「ジェンダー炎上」が多発 桑江:映画宣伝のA社が自社サイトで「気が向いたときに決算賞与あり」「水商売経験者の方(女性の方)、優先」「好きな業界での仕事に、“働き方改革は不要”と言う方、優先」...
社会問題化して久しいにも関わらず、一向に撲滅されないバイトテロ。アルバイト従業員などを雇用する企業・店舗にとって悩ましい問題ですが、手の打ちようがないわけではありません。経営危機すら招きかねない悪質な...
選挙特番で失礼発言を連発した出演者に批判 桑江:まずは、テレビの総選挙特番に出演したお笑い芸人A氏の事案です。複数の候補者に歯に衣着せぬ発言を連発したことについて、「態度が悪い」「失礼だ」といった非難...
朝の通勤客で込み合う品川駅のコンコースに登場した広告メッセージがTwitter上で炎上し、わずか1日で取り下げられました。「今日の仕事は、楽しみですか」という何気ない問いかけが騒動となった本事例は、ク...
炎上リスクにいち早く気付き、対応できるかが重要 桑江:最初にご紹介するのは、中国を代表する人気ファッションブランドAの子供服に不適切なデザインが採用されたということで、インターネット上に批判の声が広が...
※この記事は雑誌『美楽』2021年11月号の掲載内容を転載しております。 玩具の販売や模型雑誌Aを刊行する出版社Bが個人のSNSで不適切発言をした社員を「退職処分」にしました。さらに常務取締役や編集長...
リークが勝敗を分けた桶狭間の戦い 「情報化社会」という言葉や概念が広く用いられるようになって久しい昨今。発達した情報技術の恩恵を一切受けずに生活している人は、もはや皆無と言っていいでしょう。 「情報が...
企業SNSの投稿は目的、タイミングが重要 桑江:まずは、法務省の公式Twitterです。いわゆる「Twitter構文」「オタク構文」のツイートを投稿しました。入管施設に収容中のスリランカ人女性が死亡し...