第31回~60回ランチタイムウェビナー総集編(前編)【第64回ウェビナーレポート】
―危機管理広報 炎上対応には法務、広報部門の連携が不可欠 桑江:最初のテーマは「危機管理広報」です。その重要なポイントとして、沼田知之氏(西村あさひ法律事務所弁護士)からは「法務視点(法的に違法かどう...
- 2021.09.08 2023.06.20
―危機管理広報 炎上対応には法務、広報部門の連携が不可欠 桑江:最初のテーマは「危機管理広報」です。その重要なポイントとして、沼田知之氏(西村あさひ法律事務所弁護士)からは「法務視点(法的に違法かどう...
東京五輪関連の炎上事例が続発 桑江:7月下旬から8月にかけても、さまざまな炎上事例が発生しましたが、やはり東京五輪関連が多かったですね。五輪開会式を中継した韓国のテレビ局はウクライナ、ハイチの選手団を...
企業やブランドの社会的意義が問われる時代 桑江:ソーシャルメディアの「炎上」が企業やブランドに及ぼす影響は大きく、企業側が発言しづらくなっている側面もあると思います。そのような状況を打開するため、生活...
アスリートはメンタルも強くあるべき? 桑江:スポーツ界では2020年5月、女子プロレスラーのA選手が、自身が出演していた番組での行動をめぐりインターネット上で激しい誹謗中傷を受けて自殺し、日本でも法改...
父親は家事・育児を「手伝う」べきなのか? 桑江:今回は、ご自身の著書「炎上CMでよみとくジェンダー論」(光文社新書)を基に、実際のCMの場面も比較しながらジェンダー炎上についてのお話を伺います。 瀬地...
容赦なく掘り起こされる過去の不適切な言動 桑江:2021年7月は、過去の不適切な発言の掘り起こしによるキャンセル・カルチャー(コールアウト・カルチャー)の炎上事例が続出しました。まずは、代表的な事例か...
さまざまな無茶に挑戦した伝説的バラエティー番組 「会社に黙っていたから放送できた」 桑江:1992年にスタートした日本テレビ系列のバラエティー番組「電波少年シリーズ」と言えば、過酷で過激な企画が目白押...
タレント教育で最優先のSNS研修 桑江:昨今の芸能界をめぐっては、インターネットを通じたタレントへの誹謗中傷や粘着質なアンチによる攻撃が目立っています。所属タレントをネット炎上から守るため、芸能事務所...
ネット社会で高まる「内部告発リスク」 桑江:今やさまざまな企業スキャンダルが週刊誌で報じられる時代になり、企業広報も週刊誌の記者と対峙する機会が増えています。つまり、週刊誌の記者から連絡が入るというこ...
菓子メーカーがつながったコラボ企画を発案 桑江:企業のSNSアカウントではユーザーが簡単に参加でき、目的やターゲット層が明確な企画が好評を博しています。また、他社とのコラボ企画やユーザーとのコミュニケ...
「この化粧品を使って満足」…レビューした女性は実在しない? 桑江:大手製薬会社の化粧品ブランドを巡って不適切な広告が出稿されていたことが分かり、プロモーションを担当している子会社が謝罪しました。 広告...
炎上の原因は本当に「ジェンダー」か? 桑江:ここ1年くらいですが、これほどまでにジェンダー炎上のリスクが高まっているのはなぜなのでしょうか。 トイ:女性がなぜここまで活躍せざるを得ない社会になったかと...
コミュニケーションの基盤となる消費者との共通認識 桑江:コンテクストという言葉を日本語に置き換えると「文脈」「脈絡」「状況」と訳され、「コミュニケーションの基盤となる文化の共有度合い」といった意味で使...
アンバサダーに求めるのは自社への「熱量」 桑江:さまざまな企業が「インフルエンサー」、そして「アンバサダー」を活用したプロモーションを展開しています。 両者の違いを説明すると、インフルエンサーは他ユー...
「差別」と受け取られかねない発信内容は避ける 桑江:まずは、大阪の士業団体の炎上事例から紹介しましょう。頭髪の少なさを強調した宣伝用のチラシとポスターを製作したところ、会員から「身体的特徴を取り上げる...
「お困りですか?」 問い合わせが来る前にアプローチ 桑江:アクティブサポートとは、ユーザーが自社のカスタマーサービスに問い合わせるのを待つのではなく、サービスの運営側がユーザーの不満や問題を発見し、積...
情報の氾濫がもたらすインフォデミック 桑江:まずは炎上件数の月別推移ですが、2021年に入って増加に転じています。3月は224件で、過去最多だった昨年4月(246件)と同水準に達しました。ただ、新型コ...
安易な「コタツ記事」が生み出す「非実在型炎上」 桑江:「コタツ記事」とは、文字通り「コタツに入っていても書ける記事」のことです。取材や下調べをせずにテレビの情報などで書かれたネット記事で、事実に反する...
「出会い系」の特色を備えた音声配信サービス 桑江:Clubhouse(クラブハウス)は、個人はもとより企業の活用も広がる可能性があります。 日本では2021年1月23日から配信されている「音のSNS」...
怒りや不満が拡散 「ネット世論」に要注意 まずは、東京都内の美容室に勤める美容師が女性客に対して「顔のランク」によって施術の内容が変わるというシステムを公表し、「失礼過ぎる」と炎上に至った事例です。 ...
「ポジティブ×リアリティ」のコンテンツが読まれる 桑江:本日は、キュレーションアプリ「antenna*」から見るデータと、新たな企業広告コミュニケーションに関するお話をできればと思っております。よろし...
公式アカウントからのDMに批判 桑江:まずは、映画雑誌に関する炎上事例です。一般女性が自身のTwitterアカウントに雑誌の感想を書き込んだところ、それを見た編集長が雑誌の公式Twitterアカウント...
自社の顧客を揶揄? 女性像イラストで炎上! 桑江:まずは、ジェンダーに関する二次元イラストの炎上事例を見ていきたいと思います。2018年に起きた事例ですが、飲料メーカーのA社がTwitterキャンペー...
「表現の不自由展」が騒動に 桑江:本日はジャーナリスト、メディア・アクティビストで、政治メディア「ポリタス」編集長も務めている津田大介さんをゲストにお迎えしています。それでは、どうぞよろしくお願いいた...
炎上は想定内の「研究開発」 桑江:オンラインサロン「田端大学」の塾生が2020年8月、自身が泊まった旅館の夕食の量の多さに「廃棄前提」とツイートし、「廃棄前提」「田端大学」がトレンド入りしました。この...
サッカー界のスーパースターに降りかかった「バイトテロ」 桑江:まずは、いわゆる「バカッター」「バイトテロ」に近いところ。サッカーのアルゼンチン代表を務め、国民的英雄だった元選手の葬儀を任された会社のア...
ネット中傷者の電話番号を開示へ 桑江:誹謗中傷に関して、電話番号開示の動きが加速しています。総務省では清水先生も参加されている検討会が始まり、電話番号を迅速に開示できるような動きになっているところです...
社会不安と連動? 炎上件数が増加傾向 桑江:2020年の炎上件数を改めてお伝えすると、4月は246件で前年比3.4倍に増えました。6、7月はいったん落ち着きましたが、8、9、10月はいずれも100件を...
コロナ、ジェンダー対応ミスで炎上が続出 桑江:新型コロナウイルスの集団感染が発生したJリーグクラブが運用する複数のSNSにマスクをしていない選手たちの集合写真と映像がアップされ、サッカーファンの批判を...
「情報は貴重か?」という疑問 桑江:日本は海外に比べ、SNSやブログを実名で利用する人の割合が非常に少ないとされています。Twitterに至っては匿名での利用が7割を超えますが、SNSは仕事の役に立つ...