口コミ回答代行サービス・オーナー返信代行サービス
ネット広告におけるクリックやインプレッションの水増しといった不正行為(アドフラウド)は、年々増加し、その手口も複雑かつ巧妙になっています。日本国内のアドフラウドによる被害総額は70...
企業に対するWeb上の口コミ・評判は、消費者や取引先、投資家、求職者からの信頼やステークホルダーの取引の意欲に直結します。レピュテーションが低下すれば、売り上げや業績、株価に甚大な影響が及んでしまいかねません。
今回は、2024年3月に東京証券取引所のTOKYO PRO Marketに新規上場された業務用無線機のレンタル・販売などを手掛ける「株式会社エクセリ」(東京都墨田区)の吉田統一社長に、企業が口コミ・評判に回答するシエンプレのポータルメディア「kai」の活用を決めた背景や、実感している効果についてお聞きしました。
(吉田社長)
採用面については、具体的な効果を感じたことはありません。導入前から具体的な悪影響を感じたことはなかったためです。当社の採用プロセスが合同説明会を開くなどする母集団形成の方式を取っていないからかもしれません。ただ、理屈で言えば、事実無根な口コミ・評判を閲覧されることで採用歩留まりの悪化などの一定の悪影響はあるのかもしれません。
一方で、上場審査においては、憶測になりますが一定の効果があったかもしれません。上場審査は、主幹事証券会社やJアドバイザーがおこなう1段階目の審査と、証券取引所がおこなう2段階目の審査があります。1段階目の審査においては1~2年に渡って当社と伴走していただく中で審査をしていただくため、kaiの効果は限定的だと思います。一方で、2段階目の審査において証券取引所は直接当社へ来訪するわけではありません。そのため、審査にあたっては、審査に必要な提出書類を確認するのはもちろんのこと、インターネット上の情報なども入念に調べていると聞いております。証券取引所からkaiに関して言及があったわけではないため、あくまで憶測にはなります。
その後、弊社は問題なく審査を通過できたので、口コミ・評判のいわれなき批判に対して会社としての公式回答がしっかりできていたことは、一定の効果があったのではないかと推察しています。
口コミ・評判には事実であることや全く事実でないことも書かれていますが、それらの中からきちんと反省点を見つけ出し、会社を挙げて改善するようにしてきました。ですから、口コミ・評判自体は大事にしなければならないと思っています。
企業側に他意はなかったとしても、受け取った側が「不快だ」と感じることもあるでしょう。そのように思われてしまったことを謙虚に受け止め、改善すべきところは改善していくべきと考えています。
-実際に、どのような手順を踏んで改善に繋げているのですか。一定の真実性がある内容については速やかにミーティングを開き、改善策を話し合うようにしています。
「口のきき方が悪かった」「電話の応対が悪かった」「納期の連絡がなかった」といった書き込みに対しては、投稿された方の身元が分かるどうかにかかわらず改善しますし、ご本人とコンタクトを取れるならきちんと謝罪の連絡もいたします。
そうすると、中には「私の勘違いでした」と謝って投稿文を消去してくださる方もいらっしゃいます。多くの問題は行き違いによるものなので、そのようなことが発生した原因を見つけ出し、改善すべき点は改善しています。
一番は経営者としての安心感ですね。保険をかけているような安心感に似ています。一方的に匿名で書かれ続けるのではなく、事実をしっかりと伝えられる場を持てたという安心感は、経営者にとって本当に大きいことだと実感しています。
書き込まれた内容が私自身のことではなく従業員に関することだとしても、私は自分のことのように捉えています。そのような立場として、会社の考え方をしっかり伝えられる場があるというのは、非常に強い安心感があります。
-「kai」の回答文作成に向けたヒアリングには、社長であるご自身も毎回欠かさず参加してくださっていますね。ネガティブな口コミ・評判をたくさん見聞きすることで、さまざまな業務改善を実行したいと考えています。
また、われわれへのヒアリング内容をもとにシエンプレさんが作成してくださる文面が非常に秀逸だと感じています。「こういう視点で書くのか」と感心させられることがあります。
大変ありがたいサービスだと感じています。例えば、転職サイトにネガティブな口コミ・評判を書き込まれたとしても、企業としては直接対策する手立てが無いのが実情です。
しかし、シエンプレさんにモニタリングをしていただき、世間からどんなことを言われているのかをつぶさに把握できるので、非常に助かっています。
-「kai」に対する今後の期待などがあれば、お聞かせください。SEO対策が強化され、「kai」がさらに多くの方に見てもらえるインフラになれば、間違いなく効果が増すと思います。
求職者が検索するキーワード「(会社名)+口コミ」「(会社名)+評判」や「(会社名)とは?」で、さらに順位を上げてもらうことを強く要望します。
「kai」を中心としたサービスに対する満足度はかなり高いです。真摯なビジネスを心掛けているにもかかわらず、何かしらの行き違いが原因でネガティブな口コミ・評判を書き込まれてしまっている企業には、必ずメリットがあると思います。ある程度の事業規模と顧客数を有しているのであれば、なおさらです。
私自身、契約をして失敗したと感じたことは一度もありません。絶対に後悔しないと断言できますので、自信をもって利用をおすすめします。
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