2016.06.27
アイデンティティー権の活用範囲
2016年5月23日
2016年5月7日、寿がきや食品株式会社が「商品自主回収に関するお詫びとお知らせ」という文書をHP上に公開いたしました。ご存知の方も多いかと思いますが、異物混入が発覚した件についての文書のようです。今回の件では3万6千パックを回収するというニュースが出ており、同社にとってかなりの損失になったことは間違いありません。
別の記事でも触れていますが、ペヤングや日清食品等、上記のような食品企業に関連した炎上事例も数多く話題になっています。食品業界の企業においては、このような事件を起こさないためにも、まずは事例を出来る限り多く知っておくことが非常に重要です。世の中の事例をケーススタディだと捉えて、自社で同じことが起きないようにしましょう。
目次
賞味期限切れの材料使用や異物混入が多発し炎上したという事例です。「異物混入などが影響」という見出しのニュースを見た方も多いかと思います。様々な問題で客足が遠のき、業績の悪化に繋がりました。同社が受けた損害規模は計り知れません。
農薬混入事件で、社長が辞任し、特別損失35億円を計上したという事例です。未だにネット上には多数の記事が残っており、その事件を説明するWikipediaまで存在しています。
こちらは印象に残っている方も多いかと思いますが、アルバイトがアイスケース内で写真撮影しSNSで炎上したという事例です。当該店舗とのFC契約は解除され、店舗も閉店になったという記事が見られました。また、実はオーナーの息子だったという事実が発覚し、更に情報が拡散してしまった事例です。アルバイトへの教育や注意喚起を行っていれば未然に防げたかもしれません。
全裸の集団が店内で写真撮影し炎上した事例です。2名が逮捕され、当該店舗は閉店となっています。従業員は制止したと言っていますが、「店側の対応にも問題があった」との声があがっており、店側の対応に焦点があたってしまった事例です。
日清のどん兵衛を店内で食べられるというお店ですが、店員がお店の商品を盗んでいるということが発覚し、炎上に繋がった事例です。この店員は、「社員いないし・・・」という内容を投稿しており、従業員のモラルが疑われた事例と言えます。
上記のような事例において、対応方法を学ぶことはもちろんのこと、「なぜ起こってしまったのか」という観点で分析することが非常に重要です。特に食品業界ですとケーススタディになる事例が多数あり、勉強がしやすいかと思います。自社で同じことが起こらないような体制が構築できているかどうかを確認して、体制改善や仕組みの構築につなげていきましょう。
もし飲食点や食品を取り扱う企業に在籍しているようでしたら、まずは世の中の事例を出来る限り多く収集するという部分から始めてみてはいかがでしょうか。そして、事例を集めた後に、その企業の対応やリリース等の記事も集めて対応方法の事例を蓄積していきましょう。
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